
ジョギングって健康にいいって聞くけど…効果ありすぎて逆に体調が悪くなった気がする
そんなふうに感じたことはありませんか?
運動していないと不調になる一方で、やりすぎても体が悲鳴を上げることがあります。
この記事では、「運動ゼロの人」と「ジョギングしすぎた人」の体調を対比しながら、“ちょうどいい運動習慣”を見つけるヒントを紹介します。
運動してない人に起きがちな不調とは?


ジョギングどころか、まったく運動していない人も多いですよね。
でも、体を動かさない生活が続くと、こんな不調が出やすくなります。
- 疲れやすくなる(ちょっと歩いただけで息切れ)
- 睡眠の質が下がる(寝てもスッキリしない)
- 気分が落ち込みやすくなる(モヤモヤが続く)
- 体重増加や肩こり、腰痛なども出やすい

体を動かさないと血流が悪くなり、内臓の動きも鈍ります。
運動不足が続くと、「なにもしてないのに体が重い」という状態に。
たとえば、ずっと在宅勤務や育児に追われて動く時間がない人は、こうした不調に心当たりがあるかもしれません。
もし「寝ても疲れが取れない」と感じるなら、こちらも参考になります → [寝すぎるとだるい原因とは?]
ジョギングの効果、出すぎるとどうなる?

一方で、毎日ジョギングをしていたら…

「体は引き締まったのに、なんかしんどい・・・?」
そんなことありませんか?
たとえば、
- 毎日5km以上走ってるけど、夜眠れない
- 痩せたけど、風邪をひきやすくなった
- イライラしやすくなった
- 肌が乾燥したり、吹き出物が出るようになった

これらはすべて、“やりすぎのサイン”です!
ジョギングは「適度にやれば健康にいい」反面、やりすぎると交感神経が優位になりすぎてリラックスできません。
つまり、体が「ずっと戦闘モード」のままになっている状態なんです。

走れば走るほど健康になると思っていたけど…
実は、体は悲鳴を上げていたかも。
そんなときは、「ちょっと休んでもいいんだ」と許してあげましょう。
「水分とりすぎで頭痛になることはある?」という記事も、やりすぎとの関係を知るヒントになるかもしれません。
じゃあ、“ちょうどいいジョギング量”って?

医学的にもよく言われる「ちょうどいい運動量」は以下のような目安です。
- 週2〜3回
- 1回30分程度
- 会話できるペース(息が切れない程度)

朝よりも夕方〜夜のほうが副交感神経が働きやすく、リラックス効果も高まるとされています。
走る距離や回数にこだわりすぎず、「気持ちいいな」と思えるペースを大切に。
毎日走らなくても、体はちゃんと覚えてくれています。
たとえば、仕事で疲れている日や眠れなかった翌日はあえて走らない選択肢もOKです。
それが長く続けるコツになります。
「いろいろ考えすぎて眠れない」という記事では、休む勇気についても触れています。
まとめ|がんばりすぎない運動が、いちばん長続きする
- 運動しないと、疲れやすさや気分の落ち込みが出やすい
- ジョギングの効果が出すぎると、逆に体調不良になることも
- 大事なのは「無理せず気持ちいい」と思える範囲で続けること
たくさん走った日は、たっぷり休んであげるのも健康への一歩。

明日から「ちょうどいい運動」、意識してみませんか?