生活習慣

咳のしすぎであばらが痛い…すぐできる対処法とNG行動

咳のしすぎであばらが痛む女性。マスクをして胸を押さえている様子
Non

強い咳が続いたあと、胸の横あたりがズキッと痛むことはありませんか?

くしゃみや笑いでも響くこの痛み、放っておくと悪化するのでは…?と不安になりますよね。

この記事では、

  • 咳であばらが痛くなる原因
  • 自宅でできる応急処置
  • やるべきこと&やってはいけないこと

を図解イメージとともに解説します。正しい対処を知って、早くラクになりましょう。

なぜ咳であばらが痛くなるのか

咳のしすぎであばらが痛む仕組みを示す図解
あばらが痛む原因とは?

咳は一瞬で大きな圧力を胸にかけます。これが何日も続くと、あばら周辺に負担がかかり痛みが出ます。

主な原因

  • 肋間筋の炎症:肋骨と肋骨の間にある筋肉が炎症を起こす
  • 肋骨のひび・骨折:強い咳やくしゃみでも起こることがある
  • 神経痛:炎症や筋肉の緊張で神経が刺激される
Sugi

痛みの感じ方で目安をつけるなら以下で判断してね!

  • 押すと痛い → 筋肉や骨の損傷の可能性
  • 何もしなくてもズキズキ → 神経や骨折の可能性
Non

ただし自己判断は危険だよ。症状が強い・長引くときは受診しましょう。

やるべきこと(応急処置と生活の工夫)

咳のしすぎであばらが痛いときのやるべきことを示す図解
痛いときはとにかく無理しないことが大事だよ
Sugi

痛みが出たらまずは負担を減らすのが大切です!

  • 安静にする
    無理に動いたり、重い物を持つのは避ける
  • 発症から48時間以内は冷やす
    保冷剤や冷却パックをタオルで巻き、15〜20分あてる
  • 数日経ったら温める
    血流を促して回復を早める
  • 咳を和らげる工夫
    • 室内湿度を50〜60%に保つ
    • マスクや加湿器を活用
    • 姿勢を少し前傾にして咳をする(肋骨への衝撃を減らす)

やってはいけないこと(悪化の原因)

咳であばらが痛いときにやってはいけない行動を示す図
無理は禁物!
Sugi

回復を遅らせる行動には注意しましょう!

  • 我慢して動き続ける
    炎症やひびが悪化する原因に
  • 強い咳やくしゃみを抑えない
    必要に応じて咳止めやマスクで刺激を減らす
  • 痛み止めを自己判断で長期間使う
    症状を隠して悪化に気づかないリスクあり

受診を検討すべき症状

呼吸するだけで痛い
安静にしても痛みが増す
咳やくしゃみで「ポキッ」と音がした
息苦しさや発熱を伴う

まとめ

咳であばらが痛くなるのは珍しいことではなく、多くは安静と正しいケアで回復します。
ただし骨折や肺の病気が隠れている場合もあるため、痛みが強い・長引くときは早めに医療機関へ。

Mi

無理せず、体を休めることが最も早い回復への近道ですよ!

-生活習慣
-,