
納豆って健康にいいから、いっぱい食べても大丈夫でしょ?
そう思って毎日2〜3パック、気づけば食生活の主役が“納豆一色”になっていませんか?
実は、納豆の“食べすぎ”は健康トラブルを招くことも。
お腹の不調や栄養バランスの偏り、体臭やプリン体など、意外な落とし穴があるんです。
この記事では、納豆食べすぎのリスクや適量について、疑問形式でスッキリ解説します。

「自分もやりすぎてるかも?」と気になった方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
納豆食べすぎって、実際どうなの?

Q1. 1日何パックまでが適量?
健健康な成人であれば「1日1パック(約50g)」が適量とされています。
2パック以上でもすぐに問題が出るわけではないですが、毎日続けると栄養の偏りや腸内の負担が出てくることも。
特に、通風・高尿酸値が気になる方や、カリウム制限が必要な方は要注意です。
ちなみに納豆と同じように、「健康に良いから」とつい食べすぎてしまうにんにくでも、胃腸に負担をかけたり、強い体臭が出たりするケースがあります。
実際、にんにくを食べすぎると起こる不調も似た傾向なので、「体にいい=たくさん摂っていい」とは限らないことを意識したいですね。
Q2. 食べすぎるとどんな症状が出る?

納豆を食べすぎると、次のような不調が出ることがあります。
- ガスがたまりやすくなる、お腹が張る
- ニオイが体から出るようになる(特に朝)
- プリン体の過剰摂取による通風リスク
- 血液がサラサラになりすぎて薬と相互作用する可能性(抗血栓薬など)
腸の調子が悪くなったり、強いニオイが出てきたりするときは「体がサインを出している」と思ってOKです。
納豆に限らず、タンパク質を摂りすぎたときの体の変化にも共通する点が多いので、心当たりがある方はそちらも参考にしてください。
Q3. 毎日食べても大丈夫?

1日1パック程度なら毎日食べても問題ありません。
ただし、食事のバランスが崩れて「納豆ばっかり」になってしまうのはNG。
例えば、「朝ごはんも昼ごはんも納豆と白米だけ」みたいな生活だと、栄養が偏るだけでなく、胃腸に負担をかけたり、体臭がきつくなったりすることも。
筆者自身も「昨日納豆を食べすぎたかも…」と感じた翌日は、体がだるくて重いような感覚になることがあります。これは、消化にエネルギーを使いすぎているサインかもしれません。
Q4. 子どもや高齢者も注意が必要?
はい、特に注意が必要です。
子どもは消化器がまだ未発達なことが多く、納豆を毎日大量に食べているとお腹がゆるくなったり、腹痛を起こしたりする可能性があります。
また、高齢者にとっては「塩分」も気になるところ。付属のたれを毎回全部使っていると、知らないうちに塩分を取りすぎて、むくみや血圧に影響することもあります。
やりすぎ注意!納豆食べすぎのNGパターン

1日3パックを長期で続ける
一時的に納豆を多めに食べるのは問題ありませんが、「毎日3パック」が何ヶ月も続くと、腸内バランスが崩れたり、内臓に余計な負担がかかってしまいます。

“なんとなく不調が続く”と感じたら、まず納豆の量を見直すのが◎です。
納豆だけに偏る(ごはん・汁物なし)
納豆は確かに栄養価が高いですが、「完全食」ではありません。
炭水化物や汁物と合わせて初めて、栄養バランスが整います。
「納豆+白米だけ」生活が続くと、体に必要な他の栄養素が足りなくなり、調子を崩しやすくなります。
夜遅く+大量摂取
納豆は消化に時間がかかる食材のひとつです!
そのため、深夜の納豆2パックは、翌朝に胃もたれやニオイの原因になることがあります。
納豆に限らず、「タンパク質系の食材は、夜遅くにたくさん食べすぎない」ようにするのが基本です。
食べすぎないための“ちょうどいい”納豆生活
1日1パックがベストな理由
納豆の良さを活かしつつ、体に負担をかけずに楽しめるのが「1日1パック」。
毎日の習慣にするなら、以下のようなリズムで取り入れるのが◎です。
- 朝に1パックで腸活サポート
- 夜は別の発酵食品にして変化をつける
- 疲れた日は納豆をお休みして体をリセット
納豆を美味しく楽しむローテーション例

納豆にこだわりすぎる必要はありません。
ヨーグルト・キムチ・味噌汁なども同じく腸に良い食品なので、週単位でローテーションするのがおすすめです。
「納豆、ヨーグルト、味噌汁」など複数の発酵食品をうまく使い分けることで、毎日飽きずに腸活を続けられますよ!
まとめ
- 納豆は体に良いけど、毎日3パックはやりすぎ
- 食べすぎると、お腹の張り・体臭・栄養の偏りにつながる
- 1日1パックを目安に、バランスよく楽しむのがコツ

「体にいいから」と安心せず、“ちょっとだけ”を続けることがいちばん健康的かもしれませんね!